無月経 慢性疲労の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
22歳 女性
中学生に初潮があり、それからほとんど生理はこなくなっていたそうです。
それから10年近く、生理はなく体も疲れやすく、体調を崩しやすいそうです。
最近、生理が来たのは半年ほど前に1回きたきりの状態です。
そこで漢方薬で体質を変えていきたいと来店されました。
寝つきも悪く、夢を良く見て熟睡できないそうです。
低血圧で立ちくらみ、ふらつきも多いようです。
食事は昼と夜だけで朝は食べれないそうです。
便秘しがちで、肩こり、頭痛も酷く、精神的にも不安になりやすいようです。
病院に行ってもホルモン剤で生理を来させるだけで、行きたくないそうです。
それでも、検査をする事で何処が原因かわかる可能性がある為、
婦人科へホルモンの検査を受けるように勧めました。
すると
FSH 4.8
LH 6.2
プロラクチン 12.8
E2 27
の状態です。
中医学的に『血虚血瘀』、『脾腎両虚』の状態と考えます。
その為、胃腸をシッカリさせていく漢方、子宮にエネルギーを送っていく漢方、
血液を増やしながら血流を良くしていく漢方などをお渡ししました。
すると1カ月ほどで10年近く生理不順(1年に生理が1~2回くる状態)が、
すぐに生理が来たという報告を受けました。
これが、毎月生理が来る保障はまだないので、引き続き体質改善の為、
しばらく続けていくようにお勧めしました。
女性は血液が不足しやすくなると生理が遅くなる事はよくあります。
また、疲れやストレスがかかり過ぎても生理不順になる事はあります。
普段の食生活が乱れる事で体調を崩しやすくなります。
その為、規則正しい生活を送れるようにしていきましょう。
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